普遍的な宝物18/50

死んだ父親が病院に入院して歩けない母親と歩いているのか。何故、亡くなった大歌手の公演を開催しているのか。何故、好きだった吉川純江のことが忘れられないのか。全ては、肯定すれば、よいことなのだ。自分の日常には、影響しないことなのです。そのことに気づきました。肯定すれば済むことなのです。社会における肯定というのは、こういうことなのか。自分の中である結論が出ました。問題は、吉川純江に対する恋心だけなのです。結論がでたところで、最終電車に間に合うように鈴本君とは、別れるようにしましたしば。鈴本には、また近じか会おうと言って、新宿駅近くまで送りました。ところで、課題は、吉川純江に絞ったわけですが本人はどこにいるでしょうか。S市にいるのでしょうか。その時、源氏物語のことが思い出されました。平安時代中期に紫式部によって書かれた世界最古の恋愛小説とも言われております。光源氏藤壺に亡き母の面影を求め次々に恋愛し